夜都岐神社は、奈良県天理市乙木町に鎮座する神社です。境内は乙木(おとぎ)集落の北端に鎮座し、その周囲は自然に囲まれ、静寂な雰囲気が広がっています。
参道には、石造の鳥居があり、その先には石段が続いています。この鳥居をくぐると、神聖な空間へと足を踏み入れる感覚を覚えます。
夜都岐神社の拝殿は、茅葺きの屋根が特徴的です。この地方では珍しい茅葺きの拝殿は、古き良き日本の風情を感じさせます。また本殿は、檜皮葺きの一間社春日造の朱塗りの建物で、祭神として武甕槌命、姫大神、経津主命、天児屋根命を祀っています。
この本殿は明治39年に春日大社から移されたもので、いわゆる「春日移し」の例となっています。本殿の周囲には、いくつかの摂社・末社があります。それぞれが異なる神々を祀っており、訪れる人々のさまざまな願いを叶える場となっています。
社務所は境内の北西側に位置しています。重厚な造りの建物で、ここで各種の手続きや問い合わせを行うことができます。夜都岐神社の御朱印も社務所で授与しています。御朱印は、参拝の記念として、また神々からの保護を象徴するものとされています。
なお、夜都岐神社までのアクセスは、JR桜井線 長柄駅より約2キロほどです。電車も便数が少なく、バスもさらに便数が少なく、しかも最寄り駅からも遠く、およそアクセスがよいとは言い難い夜都岐神社。
ですが、夜都岐神社は、武甕槌命、姫大神、経津主命、天児屋根命を祀っていることから、力強さや勇気、知恵、豊かさなどを求める人々に対するご利益がある素晴らしい神社。さらに、その歴史と伝統、美しい自然環境によって、訪れる人々に安らぎと力を与えてくれます。
また、この神聖な空間での時間は、心身のリフレッシュにつながりますし、神々からのさまざまなご利益を得ることができるため、多くの人々にとって大切な場所となっています。もちろん、美しい茅葺きの拝殿、春日の旧社殿など見所満載です!
パワースポットを周り尽くした神社好きのあなた!是非、夜都岐神社まで御参拝下さいませ。
なお、このブログではシステム上、写真が載せられないので雰囲気を伝えられず、とても残念ですが、神社の杜では夜都岐神社を始め、さまざまな神社の写真がアップロードされています。もし、夜都岐神社だけでなく、その他の神社の写真も見たい、神社の知識も知りたいというかたは、神社の杜のサイトをご覧下さい。